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2026.08.30   ブログ

9月1日は子どもの自殺が多い日、その背景と対応について

小中高生の自殺者が9月1日は突出して多い日です。厚労省の2009年からの統計でも、8月後半から自殺者が増加し、9月1日に大きなピークとなり、その後もしばらく高い状態が続く明確なパターンがあります。長期の夏休みが終わり、学校生活に戻ることへの心理的負担が一気に高まることが背景にあると考えられます。

「明日から学校」となると「友達関係が辛いあの教室にまた行かなければならない」「先生に会いたくない」「勉強について行けない」などあれこれと思い浮かんで「逃げ場がない」という心理状態に追い込まれることがあります。「学校に戻らなければならない」という圧力は、周りが意識する以上に当事者にとっては強いものです。

保護者は、9月1日は子どもを「学校に行かせる日」として捉えるのではなく、「子どもの安全を最優先する日」と考えた方が良いと思います。特に次のような状態のお子さんに対しては、行かせることを優先せずに、安全な場所を担保してあげることが大事です。

・夏休み前から登校しぶりや不登校があった
・休み中に学校の話をすると表情が曇る
・「学校に行きたくない」と言っている
・友人関係・いじめの問題がある
・成績や進路への強い不安がある

始業式前に上記を把握しておくことが重要です。「学校に行きたくない」は子どもがよく口にする言葉です。大人が月曜日に「会社に行きたくない」と思う気持ちと同等のニュアンスの場合もありますが、それとは「少し違うな」と気づけるかどうかです。お子さんの安全を担保しながら、今後の学校生活については保護者が一人で抱えずに、担任の先生、スクールカウンセラー、外部の相談室などを利用しながら子どもの登校や学習方法について一緒に考えていくことをお勧めいたします。

南青山|カウンセリングサロン@ease 新倉佳久子

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